[新機能] NAT GatewayがCloudWatchでモニタリング可能になりました
こんにちは、菊池です。
NAT GatewayがCloudWatchでモニタリング可能になりました。
CloudWatch メトリクス
CloudWatchでモニタリング可能になったのは以下の14項目です。公式ドキュメントと併せてご確認ください。
項目名 | 内容 |
PacketsOutToDestination | NATゲートウェイ経由でVPC外へ送信されたパケットの数 |
PacketsOutToSource | NATゲートウェイ経由でVPC内のクライアントに送信されたパケット数 |
PacketsInFromSource | NATゲートウェイがVPC内のクライアントから受信したパケット数 |
PacketsInFromDestination | NATゲートウェイがVPC外から受信したパケット数 |
BytesOutToDestination | NATゲートウェイ経由でVPC外に送信されたバイト数 |
BytesOutToSource | VPC内のクライアントにNATゲートウェイ経由で送信されたバイト数 |
BytesInFromSource | NATゲートウェイがVPC内のクライアントから受信したバイト数 |
BytesInFromDestination | NATゲートウェイがVPC外の宛先から受信したバイト数 |
ErrorPortAllocation | 同時接続数の増大により、NATゲートウェイが送信元ポートを割り当てられなかった数 |
ActiveConnectionCount | NATゲートウェイの同時アクティブTCP接続の合計数 |
ConnectionAttemptCount | NATゲートウェイ経由で行われた接続試行の回数 |
ConnectionEstablishedCount | NATゲートウェイ経由で確立されたコネクション数 |
IdleTimeoutCount | 350秒以上アイドル状態にあったコネクション数 |
PacketsDropCount | NATゲートウェイによってドロップされたパケットの数 |
NAT Gatewayを経由した、IN/OUTのトラフィック量、コネクション数、エラー状況などが確認できるようです。
マネジメントコンソール表示
このように、CloudWatchのコンソールからメトリクスが確認できるようになっていました。
NAT Gateway単位で、各メトリクスを確認できます。
まとめ
NAT GatewayがCloudWatchでのモニタリングをサポートしたことで、インターネットへのトラフィック量などが簡単に確認できるようになりました。
マネージドサービスとはいえ、エラーや障害が発生することもありえます。NAT Gatewayの状況を把握できるようになったことで問題の切り分けもやりやすくなることでしょう。